30代でジョブチェンジ

30代中盤、社会人経験約10年の男性です。転職をしてすぐに退職勧奨を受けて無職をしながらIT関連の学習をしていました。現在は業界で就労中です。

僕はイエローでホワイトで時々ブルー

さて、本を一冊読み終えた。僕はイエローでホワイトで時々ちょっとブルーだ。タイトルはあっているのかわからない。



ご飯をベル前と、ご飯を食べたあとでは人は違う。ご飯の分だけかわっているから。満腹感とか、美味しかったなとか感情の動きがあります。
その後ウンコというアウトプットで完成だ。

じゃあ、この本を読んで、おっさんはなにを思ったんでしょうか。
ひたすら深く考えられる中学生がいたもんだなというくそみたいな感想しか思い浮かばないです。
今もしこの中学生を前に話合いをすると、おっさん、ボロボロにされてしまうだろう。心が。人間の深さというのはどこからくるんでしょう。
この本でよく出てくる、ポリティカルコレクト(ポリティカル的に正しい?)のことはそっちのけで自分の情けなさが掘り返されてしまいました。本当におっさんにもなってどこまでも自分のことを考えてしまうのが情けい。
線を引くべきところが多すぎて逆に線をひけなかったがそれでもいくつかあります。

人種者差別って悲しみとかだけじゃなくて、されたがわをくくってしまい、分断を産む という記述におっさんはなぜか唸った。なんで唸ったんでしょうか。
他者からレッテルを貼られる、悔しい、同じ悔しい境遇にあった人たちのあいだで感情の共有が生まれて、それが帰属意識として育っていく。
そんな帰属意識かポコポコ生まれるとやがて、分断になっていく。
なるほど。
でも、こんな多様性の社会だから分断を生む発言や行動ってそこら中であるよね。なにが地雷になるかはわからない。イギリス社会ではそうらしい。
フルリモートという異質な空間に転生したおっさんはどこか自分ごとでない感情で、こんなすごい体験に立ち向かっているクールな少年がいるのにおっさんは日々全然クールじゃないなと思った。

本は本そのものから得られるものもあれば、そこから派生したものが得られるのがいいですね。今回はおっさんはなぜクールを追い求めなくなったのかというテーマを得た。

うんこ食べてるみたいなものだが。