30代でジョブチェンジ

30代中盤、社会人経験約10年の男性です。転職をしてすぐに退職勧奨を受けて無職をしながらIT関連の学習をしていました。現在は業界で就労中です。

ブックカフェで本をよまずに過ごす贅沢。それほんとに贅沢?

近所にブックカフェがあります。以前都内に住んでいた頃は20分くらいかけて歩いて頻繁にブックカフェに行っていました。
カフェ機能と立ち読み大歓迎な本屋が併設されているのでカフェと違いお得感があるから。だけど、いつの間にかせっかくブック本があるのだから読まねばという感覚にとらわれるようになっていました。

カフェをどういう使い方するのもお客さんの自由でお客さんはコーヒーいっぱいで座る席といごごちを提供されます。ブックカフェはそこに本まで読める環境なんだからお得感は倍増なはずです。

そんな場所で本をよまないとは。
ブックカフェには自己啓発の本から、商魂たくましく不安を煽るビジネス書からその人の足りないものをおぎなおわせるような本が沢山並びます。そんな本棚をみて少し吐き気がした。そうなんです。焦らせられるんです。カフェってもともとはコーヒーを飲みながらゆったりとした時間を消費する場所で、焦らせられる場所ではないはずです。

いつまでも読む側ではいけないような。

吐き気がするというのは別の意味もあって、ほんとうに何でもかんでも情報をいれすぎなんでしょうね。学習といういみではなくゴミのような情報を入れすぎるという問題があります。

インターネットにつながりはじめてかららしいけど、情報量がインターネット前のおよそ4000倍だとか。ちなみにこの情報もネットで見たはずです。情報に隠れすぎて、正しい思考をする時間が減り、その時間が減るってのが自分は消費させられているという感覚につながるんでしょうか。時間は有限なのに自分はずっとくだらない情報にさらされつづけています。

消費するではなく消費をさせられるような立場に回りたいものです。いつまでもガラスの少年時代です。